● 聴く力をさらに伸ばしていきます
幼児科で育まれてきた「聴く力」をさらに伸ばしていきます。また、さまざまな伴奏を聴き取ったり演奏したりすることによって、ハーモニーの感覚をさらに養います。
● 歌うことをとおしてより豊かな表現を
元気な曲は元気に、悲しい曲は悲しそうに・・・。音楽に感情をこめて表現する力を身につけたり、音感を育てる上で、歌うことはとても大切。弾くことはむずかしくても自分の声で歌ってみることによって、楽譜に書いてあるいろいろな記号の意味を、よりはっきりと理解することができるのです。自分が表現したいものを自分の声を使って表に出す。それが豊かな音楽表現へとつながっていくのです。
● 鍵盤を弾く力もグンとアップ
幼児科にくらべ、腕や指先を動かす能力が格段に発達するの時期。それにあわせてさまざまな「(鍵盤を)弾く体験」をします。演奏技術を学ぶ「レパートリー」。テキストの曲集から自分で弾きたい曲を選んで練習に取り組む「マイレパートリー」。そして、複数のパートを分担してグループ全員で仕上げていく「アンサンブル」。これらの体験をとおして鍵盤を弾く力を伸ばしていきます。
● 豊かな感性と創造性を育みます。
かんたんなメロディに自分の好きな伴奏をつけたり、変奏をしたり、絵から思い描いたイメージを音にしたり・・・。楽譜に書かれていないことを音楽でさまざまに表現することで、この年齢でしかできない音楽表現を大切に引き出していきます。
● 楽譜への興味が読む力へ
自分で弾きたい曲が弾けるようになるためには、楽譜を読む力も必要になります。知的理解力が大きく伸びる時期。歌ったり、弾いたりしたものを積極的に楽譜と結びつけながら、楽譜を読むために必要なことを、無理なく段階を追って学んでいきます。
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